断想

アフォーダンス理論 さりげなくやっていることをこのような理論(見方)から眺めると

なるほどと思える この理論はいろいろな学術分野で応用されてるようだが 僕自身から

僕自身を眺めるーこれにしか興味はないのであるが その際なるほどと思える理論である

風が吹いてる、木々の葉が騒めく 梅雨なのに雨が少ない、空には雨が宿ってるようで

何かを語りかけてくる アフォーダンスとは「何かを語りかけてくる」ことを指している。

僕と風と、空との相互関係 「僕は誰だ」という形而上の問いかけを促すもの。

これが僕が面白いと思ったアフォーダンス理論だ。

 

千夜千冊より「アフォーダンス」

もう一つのキーワード

「生命系が外部環境のなかで自分自身で「自己の境界」を決定している」

オートポイエーシス

この理論も僕は 僕自身が僕を眺めるときに思索領域を広げるのに成程と思える理論である

環世界(Umwelt)のことと同じ 世界は僕が作り出している 僕だけでなく生命体は

すべて独自の環世界を作り出している しかもとどまることなく動的で永遠に続く

千夜千冊オートポイエーシス

「オートポイエーシスの自己は作用主体ではなく、システムの作動そのものを自己としているシステムなのだ」

これって梵我一如の我(アートマン)の働きそのものではないか ビックラポンである

まさに無明は知恵により晴らさなくてはならない それにより解脱することはできると

シャンカラは言っている

 

梵我一如 Wikipedia

 

アフォーダンスもオートポイエーシスも「空即是色」の様相そのものではないか

まだまだ学ぶことは多い

最近つくづく思うのだが 一人で生きているわけではない、万物とともに一如に生きているのであると

生物としての僕 日本人としての僕 人類としての僕 そこから抜け出す目を持たなくてはならない

それこそが解脱という境地だ

 

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